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労務コンサルティング

1 トラブルは突然に

「社員が退職したら,残業代を請求された」
「会社を辞めて欲しいと言ったら,組合(ユニオン)にかけこまれた」
という相談が増えています。多くの場合,会社側(経営者側)にとって,寝耳に水。突然のことで,どうしていいのかわからない,と感じられることでしょう。

2 きっかけは「実際のトラブル」

私どもは,多くの顧問先様の労務トラブルを解決してまいりました。残業代,解雇,退職,社員の不祥事など,会社側(経営者側)が見舞われる労務トラブルは,さまざまです。
お客様が私どもの顧問先様となっていただくきっかけは,お客様が実際に労務問題に見舞われたというものが多くなっています。実際に労務問題に見舞われると,事後的にとることのできる対応は限られるのですが,私どもは,まずは全力で損害を最小化することに注力します。
実際に労務問題を解決する中,同時に,社内のシステムを改善することができます。

3 労務トラブルの解決は,なぜ,困難なのか

私(藤木)の個人的な経験を申し上げて恐縮です。藤木は酒造メーカーで4年間サラリーマンをしていました。労働者の体感が肌身で分かります。労働者が,上司(経営者)に対して,会社の不平不満をいうことは,ほぼというか,決してというか,ありません。当然です。自分が損をするからです。
これは,会社側(経営者側)にとって,実に危険なことです。
労働者が会社側(経営者側)に楯突いた段階では,すでに,労働者が腹をくくっている段階だからです。労働者が心を閉ざしてしまう,有り体に言えば「会社を絶体に許さない」と思っているから,解決が困難なのです。
会社側(経営者側)の皆様は,「所詮,金が欲しいんだろう」とおっしゃいます。
それはそうかもしれません。しかし,多くの場合,労働者は会社に報復をしたい,有り体に言えば,ギャフンと言わせたいようなのです。

4 社員の「納得感」が,社員の定着に

労働者は,ささいなことが「ひっかかる」ものです。例えば,「残業代は15分未満切捨てルール」などがそうです。少しずつ損をしている,と感じていると,会社への忠誠心(ロイヤリティー)にボディーブローが効きます。逆に,労働者が,会社から充分に大切に扱われていると感じていると,定着率が改善します。
なぜ,社員に,少しずつ損をしている,と感じさせてはいけないか。次に,そのメカニズムを見てみましょう。

5 会社への甘え,公私混同のメカニズム

ある研究で,「公私混同」が生じるメカニズムが明らかにされました。
最初は,労働者が「私」を「公」に無償で提供する。例えば,交通費で自腹を切る,無償で休日出勤する,など。
やがて,これが積み重なり,「自分はこれだけ,私を公に提供しているんだから,ちょっとぐらい,公を私に提供してもらってもいいだろう」と考えて,会社のお金に手をつけるなど,公私混同が始まる。このようなメカニズムだそうです。
実際,公私混同をする人は,結構,会社に尽くしていた人だったりします。
自分が少しずつ損をしている,と感じると,会社に甘えてもいい,会社に損をさせてもいい,と感じるようになるのです。

6 労務コンサルティングで,社員の新規採用・定着率の改善を

私どもは,多くの労務トラブルを解決してきた経験から,「社員が不満を持ちがちなポイント」を知っています。例えば,サービス残業が常態化すると,業務効率が下がります。ローパフォーマーも生まれます。経営者マインドをもった社員ばかりではありません。労働者のパフォーマンスを最大化させるお手伝い,これが,私どもの労務コンサルティングです。

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